オームの法則のグラフ問題2
グラフを読み解こう!
今回のオンライン授業動画です。
<問題>
2種類の電熱線a,bにそれぞれ電圧を加えて,流れた電流値を測定した。
次のグラフはその実験結果である。次の問いに答えなさい。
(1) 電熱線a,bの抵抗の大きさをそれぞれ求めなさい。
(2) 電熱線a,bを使って直列回路にした。回路全体の電流が0.3Aのとき,電源電圧を求めなさい。
(3) 電熱線a,bを使って並列回路にした。電源電圧が4Ⅴのとき,回路全体の電流値を求めなさい。
正解はこちら!
(1)電熱線a・・・10Ω , 電熱線b・・・20Ω
電熱線aの抵抗値を求めてみよう。
電圧1Ⅴのとき,電流0.1Aであることを利用して,抵抗=電圧÷電流で求めよう。
次に,電熱線bの抵抗値を求めよう。
電圧2Ⅴのとき,電流0.1Aであることを利用して,抵抗=電圧÷電流で求めよう。
(2)9Ⅴ
電熱線a,bの抵抗値は調べたから,オームの法則を使って解いても求められるけど・・・。
グラフを使うと楽に求められます。
直列回路では,電流はどこも等しいから,0.3Aのところを見れば,
電熱線a,bに加わる電圧値はすぐわかるよ!
電源電圧は,3+6=9V です。
(4)0.6A
電熱線a,bの抵抗値は調べたから,オームの法則を使って解いても求められるけど・・・。
こちらも,(3)と同様に,グラフを使うと楽に求められます。
並列回路では,電圧は電源電圧に等しいから,4Ⅴのところを見れば,
電熱線a,bに流れる電流値はすぐわかるよ!
回路全体では,0.2+0.4=0.6A です。
生徒さんと一緒に解いています。
オンライン授業動画もぜひ視聴してみてください。