中2数学 2学期までのまとめ6
2つのさいころの確率問題を振り返ろう!
確率が中間・期末テスト範囲に入っているなら,2つのさいころの問題はほぼ出ます。
しっかり振り返っておきましょう!
今回の授業動画です。
<問題>
大小2つのさいころを投げるとき,次の確率を求めなさい。
(1)2つのさいころの和が6の倍数になる確率
(2)2つのさいころの目のうち,少なくとも1つは偶数の目が出る確率
みんな大好き さいころ表を使おう!
正解はこちら!
(1)2つのさいころの和が6の倍数になる確率
こたえ \(\displaystyle \frac{1}{6}\)
全36通り中,6通りあります。
(2)2つのさいころの目のうち,少なくとも1つは偶数の目が出る確率
こたえ \(\displaystyle \frac{3}{4}\)
少なくとも1つは偶数ということですから,
1つだけ偶数もOKですし,2つとも偶数でもOK!
ダメなパターンは,2つとも奇数になってしまうパターンです。
9通りあります。
少なくとも1つは偶数になるのは全36通り中27通りです。
よって,こたえは \(\displaystyle \frac{27}{36}=\frac{3}{4}\)
別解としては,
少なくとも1つは偶数になるパターン = 全通り100% ー 2つとも奇数になるパターン
つまり,全体から2つとも奇数になるパターンの9通りである,\(\displaystyle \frac{9}{36}\)をひけばいいので
\(\displaystyle 1-\frac{9}{36}\)
\(\displaystyle =1-\frac{1}{4}\)
\(\displaystyle =\frac{3}{4}\)
この求め方でもOKです!