確率 テスト対策3 2つのさいころの問題
さいころの確率 「少なくとも」という語句が入った問題
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次の問題にチャレンジしてみよう!
2問あるよ!
<問題>
大小2つのさいころを同時に投げるとき,次の確率を求めなさい。
ただし,どの結果が起こることも同様に確からしいとする。
(3)少なくとも1つは5の目が出る確率を求めよう!
(4)少なくとも1つは偶数である確率を求めよう!
便利なさいころ表,ぜひみなさんも表を書いて解いてみよう!
正解はこちら!
(3)少なくとも1つは5の目が出る確率を求めよう!
こたえ \(\displaystyle \frac{11}{36}\)
5さえ入っていればOK。
大さいころが5,小さいころ5の「ぞろ目」ももちろんOKです。
全部で11通り。
(4)少なくとも1つは偶数である確率を求めよう!
こたえ \(\displaystyle \frac{3}{4}\)
大小さいころ,どちらかに偶数が入っていればOKです。2,4,6ですね。
もちろん,(2,2)(4,4)(6,6)の「ぞろ目」もOKです。
全部で27通りあります。
<別解>
ここで,先ほどの表の残りに注目します。
カウントしていない部分に★マークを付けました。
★マークは全て,大小のさいころが2つとも奇数のパターンです。
つまり,「少なくとも1つは偶数」のパターンを探したい場合,2つとも奇数のパターンを探して全体の100%からひくというのも正解。
2つとも奇数のパターンは全36通り中で9通りあります。
よって,
\(\displaystyle 1-\frac{9}{36}\)
\(\displaystyle =\frac{27}{36}\)
\(\displaystyle =\frac{3}{4}\)
ぜひオンライン授業動画も視聴してみてください!