直列回路の電流と電圧を求めよう!4
オームの法則を使おう!
今回のオンライン授業動画はこちらです。
<問題>
次の図は,電源,スイッチ,電流計,抵抗3個を使った直列回路である。
電源8V,電流計の値は0.2Aであった。
R1は5Ω,R2は10Ω,R3の抵抗値は不明である。
次の問いに答えなさい。
(1) R1とR2に加わる電圧をそれぞれ求めなさい。
(2) R3の抵抗値を求めなさい。
(3) 回路全体の抵抗値を求めなさい。
正解はこちら!
(1) R1・・・1V , R2・・・2V
直列回路はどこも電流は等しいことを使います。
電圧=抵抗×電流で求めていきます。
(2) R3・・・25Ω
まずは,R3に加わる電圧を求めます。
(1)で求めた値を使えば,R3は残りの5Vだと求められます。
今回の直列回路はどこも0.2Aの電流が流れていますから,
R3には5V,0.2Aという情報が出ます。
抵抗=電圧÷電流でR3は25Ωです。
(3) 回路全体の抵抗・・・40Ω
直列回路における,回路全体の抵抗は和で求められます。
(2)でR3が25Ωと出ていれば,和は
5Ω+10Ω+25Ω=40Ωです。
(3)の別解
今回の問題は,いきなり(3)から求めることもできます。
回路全体の電圧と電流値がわかっていれば,
回路全体の抵抗=回路全体の電圧÷回路全体の電流で
40Ω=8V÷0.2Aと求められますよ!
生徒さんと一緒に進めています。
オンライン授業動画もぜひ視聴してみてください。