春のスタートダッシュ!

合同な直角三角形をさがそう!

直角三角形には特別な合同条件が使える!

直角三角形の合同の証明問題では,いつもの3つにさらに2つの条件も使えるようになります。

いつもの合同条件。

・3組の辺がそれぞれ等しい。

・2組の辺とその間の角がそれぞれ等しい。

・1組の辺とその両端の角がそれぞれ等しい。

直角三角形同士になると,さらに2つ使えます。もちろん,今までの3つも使えますよ。

・直角三角形の,斜辺と1つの鋭角がそれぞれ等しい。

・直角三角形の,斜辺と他の1辺がそれぞれ等しい。

複雑になったというよりも,直角三角形では5つの合同条件も使えて便利だね!という認識の方が良いですよ!

例題にチャレンジだ!

例題)

次の図で,合同な三角形の組を記号≡を使って表しなさい。

20230323_proof_of_a_right_triangle_9

実際のオンライン授業の風景

生徒さんと授業したときの録画です。

解答・解説はこちら

1組め。

△ABC≡△HIG

2組め。

△DEF≡△JKL

こちらは,直角三角形の斜辺と1つの鋭角がそれぞれ等しい,でもOK。

2組の辺とその間の角がそれぞれ等しいでもOK。

1組の辺とその両端の角がそれぞれ等しい,もOK。

合同な図形を探すのはパズル感覚で楽しんでね!