2点を通る直線の式を求めよう!
2点を通る直線の式を求めてみよう!
次の問題にチャレンジしてみよう!
<問題> 次の条件を満たす一次関数の式を求めなさい。
(5)グラフが(ー6,1)(3,ー5)を通る。
ちょっと難しいかもしれません,2種類ほど解き方があります。
正解はこちら!
<問題> 次の条件を満たす一次関数の式を求めなさい。
(5)グラフが(ー6,1)(3,ー5)を通る。
こたえ \(\displaystyle y=-\frac{2}{3}x-3\)
求め方は2種類あります。
どちらかお好みで選んでくださいね。
まずは,\(\displaystyle 変化の割合=\frac{yの増加量}{xの増加量}\)を使った方法から。
条件の2点(ー6,1)(3,ー5)を見たときの,xの増加量とyの増加量をチェックします。
xは ー6 → 3 xの増加量は+9です。
yは 1 → ー5 yの増加量はー6です。
ですから,\(\displaystyle 変化の割合=\frac{yの増加量}{xの増加量}\) にあてはめると
\(\displaystyle 変化の割合=\frac{yの増加量}{xの増加量}=\frac{-6}{9}=-\frac{2}{3}\) になります。
よって,\(\displaystyle y=- \frac{2}{3}x+b\) までわかりました。
あとは,2点どちらかを代入してbも求めましょう。
(ー6,1)を代入してみますと,
\(\displaystyle 1=- \frac{2}{3}×(-6)+b\)
\(b=-3\) が出ますね。
2つの解き方。
\(y=ax+b\) に代入する方法もオススメです。
これは,連立方程式になります。
2点(ー6,1)(3,ー5)をそれぞれ \(y=ax+b\) に代入するのです。
そうすると,
\(\left\{\array{1&=-6a+b\\-5&=3a+b}\right.\)
この連立方程式を求めると,
\(\displaystyle a=- \frac{2}{3} , b=-3\)
と出ます。
解説授業はこちら!
生徒さんとの授業動画です。4分1秒です。
ぜひみなさんもチャレンジしてみてください。