中1数学 相対度数,中央値,最頻値
中1数学で最後に学習する
データの活用。
1年3学期のテスト範囲に
ギリギリ入らないことが多いので,
学校テストには登場せず,
実力テストや高校入試で
こっそり出題されるという
とんでもない分野です。
わかっている先生は
2年1学期中間テスト範囲に
こっそり出題したりしますね。
今回は基本問題です。
それではいってみよー!
データの活用の例題5問
次の問題に
チャレンジしてみてください。
答えや解説を後に載せています。
授業動画で一緒に学ぼう。
実際に生徒さんと授業した
ときの録画です。
キミも一緒に受講してみよう。
答えと解説
こたえ
① 20分
② 平均 12分,中央値 12分
③ 15分
④ \解説を見てね。/
⑤ 0.65
まずは①のデータの範囲から。
データの範囲は,データの中から
最大値と最小値を探そう。
差が答えだ。
次に,問題②の平均値と中央値だ。
平均については,データを合計して,
それをデータの個数で割ればよい。
中央値は,まずデータを小さい順に
並べよう。書き込んでもいい。
今回のデータ数は20人分だ。
だから,ちょうど真ん中は
10番目と11番目の間だ。
それが中央値だ。
中央値は,データの個数が
偶数か奇数かで若干異なる。
奇数の場合は,実際に
中央値のデータは存在する。
でも,今回のようにデータの個数が
偶数の場合。
今回は10番と11番の間になるので,
足して2で割ることになる。
データには出てこない値に
なることがあるので注意してほしい。
問題③の最頻値は,データの中で
最も多く出てくる値のこと。
今回は15分が最もたくさん出てくる
問題を制作した。
次に問題④の
度数分布表を解いていく。
まずは度数を入れていこう。
階級内にあてはまるデータの個数を
書けばよい。
相対度数が要注意だ。
実力テストや高校入試でも
数学の大問2あたりで
こっそり出題されるとしたら
相対度数の問題が
一番可能性が高いかも。
相対度数は,
その階級の度数を
データの個数で割ればよい。
実際に求めたのがこちらだ。
もし,簡単に割り切れそうな
データ群ならば,最初に
1 ÷ 20 = 0.05
で度数1人分の相対度数を
出してしまってもいいかも。
あとは,0.05が何人分か
かけ算するだけでいいからね。
最後の問題⑤みたいな問題が
高校入試問題でもよく出る。
大問2の小問集合の最後あたりだ。
度数分布表から,
15分未満は13人いることがわかる。
すでに相対度数を求めているので
足すだけで良い。
再度求めるなら,
13÷20=0.65
と出してもOKだ。