直角三角形の合同を証明しよう!2
例題にチャレンジだ!
例題)
次の図で,BE=CD,∠BEC=∠CDB=90°のとき,
△ABCは二等辺三角形であることを証明しなさい。
直角三角形なのか二等辺三角形なのか,どっちをどうやればいいのか。
そんな問題です。
流れとしては,直角三角形の合同を証明して,底角が等しいことを証明して
△ABCが二等辺三角形であることを示します。
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解答・解説はこちらから
まずは,直角三角形である,△EBCと△DCBに注目して合同を証明していきます。
合同が証明できれば,対応する角も等しいので,大きな三角形ABCの底角が等しいことがわかります。
△ABCは二等辺三角形だと示すことができます。
証明の流れ)
△EBCと△DCBにおいて,
仮定より,
BE=CD・・・①
∠BEC=∠CDB=90°・・・②
共通な辺だから,
BC=CB・・・③
①,②,③より
直角三角形の,斜辺と他の1辺がそれぞれ等しいので,
△EBC≡△DCB
合同な図形の対応する角は等しいので,
∠EBC=∠DCB
底角が等しいので,△ABCは二等辺三角形である。