【保護者向け】テスト反省の声かけはテスト返却前に!

今回の記事は保護者向けです。
もちろん,お子さんが読んでも
いいんじゃないかと思います。
\あんまり面白くないかもしれんけど☆/
小学校,中学校,高校って
とにかくテストが多いですよね。
もうテスト三昧☆
お腹いっぱいですよ☆
何でこんなにテストがあるんだろう。
そもそも頼んでないのに。
まあ,テストがあるのは仕方ない。
逃げても逃げきれないし。
そこで,
今回は表題の通り,
テスト反省の内容はどうあれ,
反省のタイミングはテスト返却前が
オススメということを
お伝えします。
テスト反省って,
成長のチャンスなんですよね。
とても大事なイベントです。
ご家庭でも,
親子でテスト反省しますよね。
私からお伝えしたい
親子反省会ポイントは,
親子で互いの本音に気付けるかどうか
でございます。
今回の話の舞台設定は,
親子で家庭学習を進めている状況,
を想定して進めていきます。
それでは,はじまりはじまり~☆
【結論】テスト返却前に反省会をしよう☆
結論から書きます。
テスト反省は,
テスト直後から
テストが返却される前に
してください。
それが一番平和です。
お子さんにとっても
保護者の方にとっても,です。

もちろん,
テストが返却された後も
改めて反省会はあるでしょうよ。
\愛の説教のパターンもあるある☆/
でも,その前に
ワンクッション置きませんか?☆
それこそが
テスト返却される前の
反省会なんです。
テストはいつ返却されるかわからない
一般的に,
テスト反省というのは,
テスト採点後に返却されて,
点数結果が出てからしますよね。
テスト結果の一覧表や
成績表を持ち帰ったタイミングで
反省をすることもありますね。
ただし,そもそも,
テストがいつ返却されるか
わかんないんですよ。
これが大問題。

翌日すぐに
テストが返却されるなら
まだわかります。
先生たちは採点を急いだのでしょう。
生徒思いの先生たち☆
でも毎回は難しいと思います。
先生だって忙しいですから。
それに,お子さん自身が
テスト結果を見せるタイミングを
遅らせることがある。
(テスト結果を隠しちゃったり。)
(テスト結果の存在自体忘れていたり)
つまり,ご家庭での
テスト反省会の日時って
不明なのです。
「テスト返却されたとき」
それって何月何日の
ことなのだろうか??
たとえば。
次のあるある事例。
テストの翌日,
今日はテストが返ってこなかった。
翌日もテスト返却されなかった…
今日も特別日課で何もなかった。
土日挟んで来週かなあ。
\テスト反省はいつすればいいの?☆/
テスト返却までの謎の空白期間
テスト直後から
テストが返却されるまでは
謎の空白期間となっています。
お子さんはきっと
テストの緊張感・臨場感は
薄れてしまうだろう。
それと同時に,
悪い点だったらどうしよう。
ああ,お腹痛くなってきた。
こんな感じかもしれません。
保護者の方も,
どのように我が子へ
テスト反省の声かけをしようか
悶々と過ごすかもしれません。
もしも,
テスト対策期間中に,
お子さんの勉強のサボり等あれば
保護者のイライラは常にMAX状態。
かもしれません…。
テスト直後~テスト返却前
というのは
まさに一触即発☆
デンジャラスな時期です。
しかもテストの返却時期,
その爆弾投下のタイミングは不明。
もうめちゃくちゃだ。
だから,
テスト直後にさっさと
テスト反省しちゃった方がいいです。
お子さんにとっても。
保護者の方にとっても。
それが一番平和です。(2回目)
テスト直後はお子さんが本音を言いやすい
テスト直後~テスト返却前は
まだ日も浅くて。
テスト対策でのツライ日々や
テスト当日の熱いハートが
まだ残っています。
お子さんがテスト対策等で
本当に頑張ったことなどの
本音を言いやすい環境なのです。
これが一番の長所☆
テスト直後で
勝負自体は終わったんだけど,
結果はまだ返却されてないわけです。
お子さんとしては,
結果はどうあれ,
やるべきことはやったと
堂々と過程を言えるのです。
結果よりも過程を
主張できる貴重なタイミング☆
短所としては,
テスト直後というのは,
お子さんには解放感というか
興奮の高低差がすごくて。
親御さんとのやりとりは
ちょっぴりしんどい…
かも…しれません…。
まぁ,その程度。

テストの返却後の反省は結果重視
さて,
本記事をご覧の保護者さま。
あなたの教育方針は,
結果重視?
それとも過程重視?
どちらでしょうか。
実は,
テスト返却を待ってからの
テスト反省というのは,
結果を重視した反省になります。

結果によって,反省会の雰囲気は変わる
お子さんのテスト結果が良ければ,
お子さんを褒めやすいですし,
何より親御さん自身も嬉しいはず。
結果良ければ全て良し。
テスト結果が悪かった教科も
寛大な態度で受け入れられるでしょう。
ところが,
お子さんのテスト結果が
全体的に悪かった場合。
悪いところばかりに目線が行って,
小言や説教交じりの反省になる…
かもしれません。
もしかしたら,
本当は言うつもりなかったのに,
ヒートアップして
いつものお子さんの悪い癖を
ここぞとばかりに
強く叱りつけてしまうことも。
【全国共通】ご家庭テスト反省あるある
テスト結果によって,
ご家庭での
テスト反省会の雰囲気は
天国にも地獄にも変わってしまう。
この感じ。
あるある事例だと
私は確信しています。
小学生・中学生のいるご家庭の
80%くらいはこんな感じだと。
この事例に
理不尽があるとしたら。
それは,良い結果であれ,
悪い結果であれ。
テスト対策期間中に
お子さんが頑張ってきた内容は
どちらの事例も同じはず…
ということ。
全体的に
良い結果だったから。
しっかり準備していたんだろう。
または
悪い結果だったから,
実はこっそりサボっていたのでは?
なんて思ってしまうかもしれない。
結果重視というのは,
お子さんの頑張ってきた過程も
まとめて評価されてしまうことがある,
悲しいときがあります。
お子さんから,
こんな愚痴が聞こえてきます。
どんなに頑張っても
褒めてくれないし!
どうせ怒られるし!ってね。
\「どうせ……」このセリフは要注意です☆/
「結果が全てだ!」 の罠
過程が大事なのはわかる。
でも,
それでも。
結果が全てなんだよ…

結果が全てだ!を先に学んでしまう恐怖
この問題については,
ひとつ提案がございます。
それは順番です。
まず第一に,お子さんには
過程あってこその結果だと
認識させたいのです。
結果が全てだ!
これを先に学んでしまう場合。
たとえ,
努力してなかったとしても
運よく高得点が取れたら,
結果良ければ全て良し。
努力なんてしなくても
別にいいんじゃね?☆
なんてことがあるかも!
ウチの子すごい!
ウチの子って天才かも☆
お子さんは調子に乗って
もっと油断するかもしれない。
それはそれで憎たらしくも
お子さんは可愛らしく見えるかも?
運だけで好成績だったときの声かけに迷う
もし,お子さんが
何の準備も努力もしてないのに
良い結果が取れたとき。
保護者のあなたは何て声かけますか?
今回だけだよ!
たまたま良い結果になっただけだよ!
次はうまくいかないかもね!
とか言えばいいかなあ。
結果重視って
多少ギャンブル要素が
付いてきちゃうんです。
結果がどうなるか,
予想したところで
良くも悪くも
わかんないですからね。
結果だけで一喜一憂しちゃうのも
困りますよね。
だから,どうやっても
親御さんからお子さんへの
声かけは難しくなってしまう。
結果で態度を変えるわけだから。
要は,
テスト返却後の反省って
結果を見てからの
親の後出しじゃんけん。
お子さん側からしたら,
正々堂々と
テスト勝負してきたはずなのに。
だから,
テスト返却後に
親から正論でコメントされると,
どうしても理不尽さを
感じてしまうのかも。
\この後は喧嘩の流れ☆/
テストだけで成績評価されるわけではない
お子さんには
過程あってこその結果だと
わかってもらった方が
いいと思っています。
私から言えば,
むしろ,
結果なんぞどうでもいい。
と,お子さんに言いたい。
冒頭にも多少触れましたが,
なぜテストの機会は
たくさんあるのか。
お子さんに
地獄をたくさん見せるため?
反省の機会を増やすため?
正解の1つだとは思いますが,
他にも理由があります。
テストがたくさんあるのは,
お子さんが毎回のテストで
どのように反省し,改善して
成長していくのか。
その過程を先生が
評価できるようにするためです。
これはお子さん側も同じです。
良くも悪くも自分自身の過程を
可視化するためです。
\例えば身体測定は毎回楽しみだったよね?☆/
他にも,もちろん,
志望校の目安になる,といった
実用的な理由もありますよ。
保護者さまが本当に見たかったもの
私は,これまで
数百組のご家庭の
学習サポートをしてきました。
保護者の方やお子さんに寄り添い,
親子で頑張る姿を見てきたのです。
そこで気付いたことがあります。
保護者の方が一番見たいのは,
「結果」ではなかったのです。
もちろん,
結果も付いてくれば最高ですが,
結果よりもうれしいものは
別にありました。
それは,
一言で言えば
頑張っている我が子を見たい
それだけだったように思います。
もちろん,何度も書きますが
良い結果も見られたら最高です。
でも,たとえ
うまくいかなくても,
無我夢中にがんばりを続ける
我が子を見続けたい。
それだけは共通していたのです。
\当たり前のこと書いて申し訳ない☆/

保護者は,我が子に100%期待する
頑張ってもなかなか報われない…
そんなときもあるでしょう。
すぐに結果につながらないことも
多いですよね。
それでも保護者の方は
お子さんに必ず期待する。
我が子は諦めずに
這い上がってくるってね。
もうね,
100%これなんです。
保護者の方って
お子さんのことを
100%信じているのです。
ある意味,
この100%期待が
いろいろな邪魔を
してしまうくらい影響力がある。
たとえば,
お子さんに期待し過ぎて,
言うつもりなんてなかったことも,
ついカッとなって。
お子さんに説教しちゃったりね。
親御さんがですね。
熱くなっちゃうんですよ。
我が子に100%期待しているからね。
仕方ないですよ。
というか,そもそも,
お子さんへの説教自体が
愛情の裏返しなんですよね。
\お子さんがこれに気付くことはない☆/
別の視点で話すと,
親子って距離感が近すぎる。
これもあって,
ご家庭での反省会などは
過熱してしまう原因になると
私は考えています。
だから,私は,
全国のお子さんたちに
言いたいことがあります。
テストが返却されて凹んでいる,
全国のお子さんたちに
伝えたいのです。
親に叱られる!
と,嘆く子どもたちに伝えたい。
親子でテスト反省しているとき,
親に怒られているとき,
お父さん,お母さんの目を見て
マジメに言ってみてほしい。
「お母さん,お父さん」
「いつも応援してくれてありがとう」
「次もボクに期待しててよ!」
「次もワタシだけを応援して☆」
↑↑ボク・ワタシには名前でも入れて。
保護者さまの返答は
予想するまでもないです。
まあ,
捻くれた親子関係に
なっている場合は,
難しいかもしれませんが。
でも,それでも
信じちゃう言葉なんだなこれが☆
卑怯かもしれませんが,
そもそも
我が子に期待しない親なぞおらん。
\当たり前のこと書いて申し訳ない☆/
親が何もかも言う必要はありません
保護者さまへ。
小学校,中学や高校生のときを
思い出してください。
中間・期末テスト返却時って
ドキドキしましたよね!
\思い出してね☆/
悪いテスト結果だったとき。
その瞬間,
全てを把握しましたよね。
心の中では
大反省☆大会ですよ。
テスト勉強しなかったもんな…
もっとやっとけば良かったな…
ケータイの電源切っとくべきだった
などなど。
\スマホとは言わない時代の話☆/
今もそれは変わりません。
テスト結果は,
自分の行い自体を
瞬時に思い出させてくれます。
だって,テスト結果って
出席番号順に呼ばれて
自分で受け取りに行くんです。
受け取るまでは
天国か地獄かはわからない。
それをね。
自分で受け取りに行くの。
イヤでも現実見えるよね。

子どもがどんな気持ちでテストを持ち帰るか想像して。
もうね,
テスト返却時の一瞬だけで。
子どもの世界は
天国か地獄か,
一瞬で決まる。
しかもこれ,持ち帰るんです。
自ら親に見せるわけですよ。
\そりゃ隠したくもなる☆/
もうテスト返却時で
精神やられてるのに。
親に見せて説教なんて始まったら
格ゲーで言えば
死体蹴りですよ。
だから,保護者さまには
思い出してほしいんです。
お子さんは,
どんな気持ちで
テストを持ち帰ってくるのかを。
保護者のあなたなら
必ずわかるはずです。
当時のあなたと同じ状況
なのだから。
保護者のあなたは,
我が子に追撃して
死体蹴りしますか?
または
あたたかく迎えますか。
お子さんの防衛本能に理解を示そう
私はよく保護者の方から
こんなご相談を受けます。
ウチの子は危機感が全くなくて…
とか。
何回言っても聞かなくて…
とか。
私は毎回思うんです。
そのうちのどれかは
お子さんの防衛本能じゃないの?
って。
もしかして,
お子さんが何にもわかってないと
思っていますか。
もしかして,それって。
わかってないフリ…を
しているだけかもしれません。
保護者のあなただって,
周囲に悟られまいと
大丈夫と強がったり。
気にしないという態度を取ったり。
経験あると思います。
それと一緒です。
そもそも,
小学生,中学生のお子さんって
親の期待に応えようとして
頑張っているんですよね。
あれあれ・・・。
もしかして,
お子さんがお子さん自身の成績を
上げるため。
お子さんは自らのために
テストを頑張ったと
思ってたりしますか…?
もし,保護者さまが
そう思うのでしたら,
それは残念賞です。
私はよく子どもたちに,
次のようなシンプルな質問を
することがあります。
「テストで悪い点数取ったら
いけないの?」と。
大抵のお子さんは,
それだと親に怒られるよ!
と渋い顔で返してきます。
基準が自分自身じゃなくて,
親に怒られるか怒られないか
だからね。
\どっちにしろ怒られるんだけどね☆/
きっと保護者さまも子どもの頃,
きっと同じ立場だったり,
そういう友達を見聞きしたり。
あるあるだと思うんです。
それを思い出してほしいなって。
私は願っています。
お子さんは,そもそも自分のために頑張れない
お子さんは,そもそも
自分自身のためになんて
頑張りません。
自分のために頑張るなんて,
そんなワガママは
できないんですよ。
自分のためだけに頑張る,
そんな身勝手なお手本なんて
見たこともないでしょうし…
親御さんや学校をご覧ください。
いつでも子どものためを思ってる
お母さんやお父さん。
集団でのきまりを守って,
みんなのためを意識して
行動する学校生活。
自分のために頑張っている人,
良いお手本がないんですよ。
たとえ,手本があったとしても
お子さんはそれを参考にしないし,
本気で頑張ることもしないのよ…
もしかしたら。
だから
自分自身のための志望校が
決められないのかもしれない。
\これは言い過ぎかもしれんけど☆/
お子さんは,
自分のために
頑張っているわけじゃありません。
そのテストで,
親の期待には応えられたか,
褒めてもらえそうか,
認めてもらえるかどうか。
それが最優先事項なんです。
\ご褒美にスマホ買ってもらえるか☆/
その親御さんからの評価を経て,
ようやく,
お子さんはそれを自分の評価として
知ることができるのです。
さて,保護者さま。
お子さんのテスト結果を見て,
お子さんの防衛本能をも爆破して
追撃しますか?
それとも
あたたかく迎えますか?
もしよければ。
テスト返却前に
ワンクッション置いて。
テスト返却前の反省会を
開いてみませんか。
テスト結果に左右されず,
お子さんの本音が聞けるかも
しれませんよ。
後出しじゃんけんもありません。
保護者さまだって,
本音で言い合えるかも
しれません。
私はその情報共有こそが
一番平和な道と信じています。
保護者さまはいつでも特等席にいます
保護者さまは
いつもたいへんです。
自分のことなんて
二の次。
お子さんのこと,
最優先ですものね。
お子さんはそれをずっと見て
成長してきました。
だからこそ,
お子さんは自分のことを
自分で決めるのは苦手です。
でも,
誰かのためなら全力で頑張れます。
\保護者さまの教育の賜物です☆/
特に,一番結びつきの強い,
保護者さまの評価アップを
最優先に模索するでしょう。
たま~に良からぬ方向に
模索することもありますけど。
\隠し事をしちゃったり,反抗したりね☆/
それでも,
親は我が子に100%期待します。
お子さんも,
親の表情や反応に100%注目します。
\良くも悪くもね。真理です☆/
この絆はずっと続きます。
だから,結果はどうあれ,
お子さんが頑張れる環境や,
本音が言えるタイミングって
重要だと私は思っています。

保護者さまは,
常に特等席にいらっしゃいます。
その特等席とは……
人知れず頑張りを続けている,
お子さんのその姿。
あなたが作り上げてきた
あたたかいご家庭という特等席。
お子さんの唯一にして
絶対の心の拠り所,
帰る場所です。
保護者さまは,
いつもいつでもお子さんを
そこから見守ることができます。
これは,
保護者のあなただけに
認められた特権なのです。
お子さんに期待するのは
自然なことです。
100%期待してどうぞ。
全賭けOK☆
愛情の裏返しでお説教。
もちろん,
こちらもご自由にどうぞ。
この言葉も忘れずに
お子さんに伝えてくださいね。
「次も応援しているよ!」って。
それを聞いたお子さんは
今日もきっと元気に頑張れるはず。
おわりに
ここまで読んでいただき
ありがとうございました。
今回は,
テスト反省は
テスト返却前がベスト!
という話でお届けしました。
\偏見いっぱいで申し訳ない☆/
さて,実際のところ,
テスト反省では
どういった内容がいいのか。
それについては,
また別の機会に書くかもしれません。
けっこう実践的ですからね。
もちろん,ライン連絡いただければ
回答いたします。
お気軽にどうぞ。
お子さんのこと,
たくさん話してくださーい。
お待ちしています☆
ではでは,
またの機会にお会いしましょう。